意識して曲を聴くこと

今聞いてる曲

DELICIOUS

音楽を聴くときに一番重要なこと、それは集中すること。
テレビを見ているだけで自然と音楽は耳に入ってくるもんやけど、
それだけやったらホンマにただ耳に入ってくるだけやもんね。
意識して、曲名やそのイメージを膨らましてこそ、その曲の価値は最大化される。


これさえできれば、音楽はかなり楽しくなる。
自分に合っていないと思っていた音もうまく楽しめるように、好印象な曲ならもっと楽しめる。
リズムや全体の流れはもちろん、その曲に注がれた細やかな旋律やこだわりを見つけることもできる。
声も一つの楽器にして、他のどの楽器より独特のハーモニーを奏でる。
結果、気付いてなかった音楽の楽しさに気付くことができる。


本当は自分でその曲を探し出せるとええねんけど、そんなことできる人ってほとんどいないのが現状。
だからこそ、何かがきっかけでその良さに気がついた時が、その曲を一番楽しめるチャンスと考えられる。
現代においてそのきっかけを一番一般的に与えてくれるんは、映像と共にどんどん音が流れてくるテレビやんね。


…となるとここでお話ははじめに戻る。
テレビから流れて来る音は右から左へサーッ流れてゆくものが多いけど、
何かキッカケがあれば、その音に意識的に耳を傾けてみよう。
今日、ヒット曲の多くがそうしたきっかけで生まれていることからも、
それが音楽を楽しむのに一番たやすい方法であることは説明がつくと思う。




ふとした瞬間に、目に見えないものを感じてみる。
音楽は耳で聞くもの。
目に頼らず感じるものとしては、映像・視覚よりも近いところにある。